部分入れ歯の金具を白く塗って目立たなく!「クラスプコート」の効果と使い方

部分入れ歯の金具が気になる方へ
「笑ったときに、入れ歯の金具が見えるのが気になる…」
このような悩みを抱えている方は、実は少なくありません。
部分入れ歯を使う方の中には、金具が目立つことで人前で自然に笑えなくなったり、口元を気にしてしまうという方も。
今回は、そんな悩みに寄り添う「クラスプコート」についてご紹介します。
部分入れ歯の金具を白く塗ることで自宅で簡単に目立たなくする方法や使い方のコツまでわかりやすく解説します。
部分入れ歯の金具が目立つと、生活にどんな影響がある?
部分入れ歯の「クラスプ(金具)」は、入れ歯をしっかりと固定するために必要なパーツです。
しかし、その銀色の金属がどうしても目立ってしまいます。
特に中高年になり、部分入れ歯を使い始めると、見た目の違和感や周囲の反応が気になってしまい、
外出や会話を控えるようになったという方もいます。
中には、「人前で自然に笑えなくなった」「入れ歯だと気づかれるのが恥ずかしい」と感じる方もいらっしゃいます。
「気にしなくても…」と思うかもしれませんが、
実際にはちょっとした違和感が積み重なって、自信や行動にも影響してしまうことがあるのです。
実際に寄せられる悩み
- 笑うたびに金具が見えてしまい、人目が気になる
- 「入れ歯使ってるの?」と聞かれ、落ち込んだ
- 写真やビデオ通話で自分の口元が気になってしまう
- 見た目の違和感で自信がなくなった
入れ歯は機能的な役割だけでなく、見た目や心理面にも深く関係しているのです。
クラスプ(金具)を白く塗るという新発想!
「入れ歯の金具が目立つなら、白く塗って隠してしまおう」
そんなシンプルで新しい発想から生まれたのが、クラスプ(金具)を白くコーティングして目立たなくするという方法です。
市販で購入でき、自宅で手軽に使える「クラスプコート」は、その代表的なアイテムです。
株式会社ハニック・ホワイトラボが開発したクラスプコートは、「部分入れ歯の金具が気になる」とお悩みの多くのお客様の声をきっかけに生まれました。
開発の過程では、歯科医の先生や実際の患者様へのヒアリングを重ね、色味や使用感を丁寧に検証しました。
そしてコロナ禍を経て、ようやく商品として完成に至りました。
自分の歯の色に近い白さに金具をコーティングすることで、金属の光沢を抑え、口元に自然に馴染ませることができます。
クラスプコートとは?歯に近い色で金具をカバーする専用コート
クラスプコートは、食品に使われている天然樹脂成分で作られており、
部分入れ歯の金属クラスプに塗ることで、金具を白くコーティングし、目立ちにくくすることができるセルフケア用品です。
カラーは、「Nコート(黄色みのある歯になじむ色)」と「Wコート(明るい白い歯になじむ色)」の2色展開で、
ご自身の歯の色に合わせて選ぶことができます。
特徴
- 歯に近い白さで自然な見た目に仕上がる
- 1回の塗布で1日中、コーティングが持続(使用状況による)
- 食事や飲み物にもある程度耐久性あり
- 専用リムーバーで簡単に落とせて再塗装OK
- 1本につき約150回使用可能
使用できる素材
- 金属製クラスプ
- 樹脂製やチタン製の特殊クラスプ
クラスプコートの使い方ガイド
ここでは正しい使い方の手順とよくある失敗例をご紹介します。
正しい使い方(基本手順)
- クラスプ(部分入れ歯の金具)を清潔に洗い、しっかり乾燥させる
水分が残っていると密着力が下がります。 - 沈殿がなくなるまでよく振る
カチカチと音が鳴るまで。しっかり液剤が混ざらないと色がでません。 - 金具部分に薄く均一に塗布する
液剤をクラスプの表面(装着すると見える金具部分)にハケで塗る。
重ね塗りをする場合は、乾いたことを確認してから(目安は5分以上)、自分の歯の色にあわせて塗り重ねる。 - 完全に乾いてからクラスプを装着する
乾燥するときはティッシュなどには置かず、風通しの良い場所で - 落とし方
付属のクラスプ専用リムーバー、または通常の入れ歯洗浄剤で一晩浸した後にブラッシングをして落とすことができます。
よくある失敗と対策
【失敗例1】乾燥不足 → 剥がれやすくなる
塗布する液体の量によっては乾くまで時間がかかることがあります。
乾かす時間が長いほど、密着して剥がれにくくなります。
【失敗例2】液剤が混ざっていない → 色がしっかり出ない
容器を使う前によく振って中身の液剤を混ぜてから使います。
これにより色がしっかりと出るようになります。使うたびに混ぜてください。
“薄く塗って、しっかり乾かす”が最大のポイント!
就寝前に塗布して、一晩よく乾かせば、起きてすぐ使えるのでオススメです
他の方法と比べたときのメリット
クラスプコートと他の方法を比較してみましょう。
方法 | メリット | デメリット |
クラスプコート | 見た目が自然/自宅でOK/約150回使用可能 | 毎回乾燥時間が必要 |
審美義歯(ノンクラスプデンチャー) | 最も自然な見た目 | 数万円〜数十万円/通院必須 |
クラスプコートはこんな方におすすめ
- 入れ歯の金具が目立って気になる方
- 人前で自然に笑いたい方
- 歯科治療まではしたくないが、セルフケアで見た目を改善したい方
- SNSや写真写りで口元に自信を持ちたい方
まとめ|金具の悩みは「塗って隠す」セルフケアでも解消できる
入れ歯だからといって、笑顔をあきらめる必要はありません。
「クラスプコート」のようなアイテムを使えば、自宅で簡単に金具を白くして目立たなくすることが可能です。
目立たないだけでなく、「気にならない」ことが、日常のストレスを大きく減らしてくれます。
「費用を抑えて、今すぐ自分で対処したい」「歯医者に行くのはまだ早い気がする」という方は、ぜひ一度クラスプコートをお試しください。