災害時における口腔ケアの重要性について(その1)
災害医療の現場で見えた現実
こんにちは、東京薬科大学薬学部准教授 杉山健太郎です。私は新潟大学医歯学総合病院で薬剤師として研鑽を積んだ後に、実務家教員として2012年から本学に赴任致しました。薬剤師時代、私が特に印象に残っているのは、新潟中越地震、新潟中越沖地震、そして東日本大震災の被災地に災害派遣医療チームの一員として出向き、様々な現場体験をさせていただいたことです。
チームの活動として、災害直後においては、重症の怪我をされた方そしてメンタルケアのための早急な医療提供が最も重要となります。しかしながら、災害被害は長期化するため、徐々に医療の低下が問題視され、通常の生活では身近にある歯科診療は後回しにされがちでした。残念ながら、これが現実であり、歯痒い思いもありました。
災害時に見落とされがちな「口腔ケア」の重要性
専門家による調査によると、高齢者の肺炎のおよそ70%以上が誤嚥性肺炎で、年齢が高くなるほどその割合が増すと指摘されています。阪神淡路大震災や東日本大震災でも関連死として肺炎が最も多く、また、震災前に比べ、震災後の口腔ケアが不十分であったことも報告されています。口腔ケアの不十分さが誤嚥性肺炎を誘発したと言えます。
命を守る行為としての口腔ケア
つまり、災害時では、つい見落とされがちな口腔ケアが実は大変重要であり、虫歯や歯周病の予防だけでなく、命を守る手段になるということを多くの皆様がしっかり認識していれば、きっと震災関連死も大きく減少したのではないかと思われます。
歯磨きやブラッシング等、日頃の口腔ケアは勿論大切ですが、災害時には断水で水が使用できなくなるため、通常の口腔ケアはできなくなると考える必要があります。
非常時に本当に必要な口腔ケアとは
そんな非常時に、私がお勧めしたいのが、株式会社ハニック・ホワイトラボの「ペーパー歯みがき」です。
この商品は薬剤を染み込ませたシート状の歯みがきで、拭くだけでお口を清潔にします。水でゆすぐ必要がないので場所を選ばず、誰でも、どこでも好きな時に簡単に“歯磨き”できます。手のひらサイズでコンパクト、しかも1枚1枚個包装になっているので、衛生的で持ち運びにも大変便利で、まさに被災地の口腔ケアの救世主です。日本は地震国であり、また昨今の豪雨災害を考えると、最終的には命を守ることにも繋がる「災害時の口腔ケア」の重要性を今、改めて認識すべき時ではないでしょうか。
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